オンラインビジネスを成功させるためには、効率的なセールスファネルの構築が必要不可欠です。なぜならセールスファネルを使うことでお客様の購買行動を可視化することができ、最適なマーケティング施策を検討できるからです。
それぞれの段階に合わせて、お客様にあった対応をすることで、商品を買ってもらえる確率が高くなります。これを手動で行うには限界があり、数字を可視化して検討するためにもファネルビルダーが必要となります。
そこで今回は代表的な2つのツール、Connectedone(コネクティッドワン)とClickfunnels(クリックファネル)を比較します。
Connectedoneは日本のサービスで2021年サービスリリースしたばかりの、まだ新しいツールです。一方のClickfunnelsはファネルビルダー界で第一人者と言えるトップサービスとして有名なツール。
どちらもドラッグ&ドロップでLPが作成できるので、高度なWEBスキルがなくても扱えます。
これらの価格、機能、そして日本語対応度などを詳しく解説していきますので、これからファネルビルダーを使いたい、自動化を導入したいあなたにとって最適なツールを見つけるための参考にしていただければと思います。
この記事がおすすめな人
- ファネルビルダーを使いたい
- オンライン自動化ツールを探している
- クリックファネルを使いたいが英語が苦手
- 日本語で使えるもっと簡単なツールを探している
Connectedone(コネクティッドワン)とは?
Connectedoneは、集客から販売、商品提供、フォローまでのオンラインビジネスに必要なツールを一つにまとめたオールインワンのファネルビルダーです。Connectedoneを利用することで、さまざまな種類のファネルを簡単に構築することが可能です。
具体的にコネクティッドワンの機能を並べると、ファネルビルダーにメルマガスタンド、ホームページビルダー、LPテンプレート、ECサイト、カートシステム、予約システム、会員サイト機能、顧客管理(CRM)がひとつになったまさに「オールインワン」ツールです。
Connectedoneの特徴
Connectedoneは、以下のような特徴を持っています。
日本語対応:99%の日本語対応が行われており、日本人のサポートが付いています。これはConnectedoneの大きな強みであり、日本でのビジネスを展開する方々にとっては非常に便利です。
オールインワンツール:HP、ブログ、LP、ネットショップ、顧客管理、予約機能、会員サイト、メルマガオートメーションを構築することが可能です。これにより、一つのツールで様々な業務を効率的に行うことができます。
コミュニティで学べる:ビレジャー以上のプランにはコミュニティが付帯しています。コネクティッドワンを利用する経営者や個人起業家、個人で利用しているユーザーが集まっているので、使い方でわからないことがあればいつでも質問できます。交流会もあるので、ビジネス交流の場としても利用できます。
Clickfunnels(クリックファネル)とは?
ClickFunnelsは、2014年にRussell BrunsonとTodd Dickersonによって創設されました。
Clickfunnelsはその名の通り「セールスファネル」を作成することに特化しています。Clickfunnelsを使用することで、集客から販売までのプロセスを自動化するファネルを簡単に作成することができます。
Clickfunnelsの特徴
Clickfunnelsの特徴は以下の通りです。
オールインワンマーケティングツール:ページビルダー、Webホスト、コンテンツ管理システム、ショッピングカート、メールオートレスポンダー、Web分析など、マーケティングに必要なツールがそろっています。
ワンクリックアップセル:一度のセールスで売上単価を上げるためのアップセルやダウンセルがしやすくなっています。
サーバーがなくても使える:通常WEBサイトを立ち上げるには、レンタルサーバーの契約が必要ですが、クリックファネルはサーバーを契約する必要がなく会員登録するだけで利用できます。
ConnectedoneとClickfunnelsの価格比較
次に、ConnectedoneとClickfunnelsの価格について比較してみましょう。
Connectedoneの価格
Connectedoneの価格は一番安いスタートアッププランで3,580円~とかなりリーズナブルに始められます。
スタートパッププランでは1サイト20ページまで、1ファネルだけ作成可能であり、小規模で何個もファネルを作成しない個人利用者向けのプランです。
ビジネス利用するなら5ファネル作成できるビレジャープラン以上がおすすめです。
プラン | 年間契約 | ウェブサイト数 | 管理者数 | ファネル数 | アフィリエイト |
---|---|---|---|---|---|
スタートアップ | 3,530円 | 1 | 2 | 1 | × |
ビレジャー | 7,060円 | 1 | 3 | 5 | × |
ビレジャーPlus | 11,000円 | 1 | 5 | 15 | 15% |
ビレジャーPro | 16,500円 | 3 | 10 | 30 | 20% |
Clickfunnelsの価格
Clickfunnelsの価格は、基本的にはBasicは月額$147(約20,580円)、Proで月額$197(約27,580円)となっています。さらにファネルが無制限に作成できるFunnel Hackerプランが月額$497(約69,580円)となっています。
年間契約することでそれぞれ割引があり、$127、$157、$208とFunnel Hackerプランが大幅にディスカウントされます。
ここで注目すべきは、Clickfunnelsの基本機能を使うだけで月額127ドル(約17,780円)が必要となる点です。これは、スタートアップや規模の小さい中小企業にとっては少なくない額となります。
20ファネルは作成しない
プラン | 年間契約 | ウェブサイト数 | 管理者数 | ファネル数 | アフィリエイト |
---|---|---|---|---|---|
Basic | $127/月 | 1 | 3 | 20 | × |
Pro | $157/月 | 1 | 5 | 100 | 〇 |
Funnel Hacker | $208/月 | 3 | 15 | 無制限 | 〇 |
ConnectedoneとClickfunnelsの機能比較
次に、ConnectedoneとClickfunnelsのそれぞれの機能について詳しく見ていきましょう。
Connectedoneの主な機能
Connectedoneの主な機能は以下の通りです。
- ファネル構築:様々な種類のファネルを自由自在に構築することができます。
- HP・ブログ・ネットショップ作成:一つのツールで、HP、ブログ、ネットショップなどを作成することができます。
- 顧客管理・予約機能:顧客の情報を一元管理し、予約も受け付けることができます。
Clickfunnelsの主な機能
一方、Clickfunnelsの主な機能は以下の通りです。
- ページビルダー:ドラッグ&ドロップ形式でデザイン作成が可能なページビルダーを利用して、魅力的なLPを作成することができます。
- アップセル・ダウンセル:一度のセールスで売上単価を上げていく仕組みを用意しています。
- メールオートレスポンダー:自動的にフォローメールを送ることができます(premiumプラン以降)。
ConnectedoneとClickfunnelsの日本語対応度
最後に、ConnectedoneとClickfunnelsの日本語対応度について比較してみましょう。
Connectedoneは、日本人が運営しているファネルビルダーなので日本語に完全対応していて、きめ細やかなサポートが付いています。これはConnectedoneの大きな強みであり、日本でのビジネスを展開する方々にとっては非常に便利です。
一方、Clickfunnelsは、2021年現在、日本語版は存在せず、ヘルプもありません。そのため、すぐに活用できない方も多いのが実態です。
日本語で使いたい人は、日本人コンサルタントに依頼して構築するケースも多いです。その際には月額費用にプラスしてコンサルタント料も発生するので全体のコストを考える必要があります。
ConnectedoneとClickfunnels、どちらを選ぶべきか?
以上の比較から、独立系の事業主やプライベートビジネスオーナーにとって、Connectedoneがよりおすすめです。
Connectedoneは、Clickfunnelsに比べて月額料金が低く、日本語で利用でき、日本語のサポートもあります。さらに機能はオンラインビジネスにおいて必要なものを網羅し、海外製のように直感的で使いやすい管理画面は初心者にもやさしいです。
これらの特徴は、日本でビジネスを展開している方々にとって大きなメリットとなります。
Clickfunnelsもまた、自身のビジネスを自動化し、セールスを最大化するための強力なツールであることは間違いありません。
より専門性の高い運用を望む方は、クリックファネルの導入がいいかもしれません。
あなた自身のビジネスのニーズと目標によって、どちらのツールを選ぶべきかを決定することが重要です。
どちらのツールも、ビジネスの成功を実現するための強力なツールであることは間違いありません。そのため、自身のビジネスのニーズと目標に合わせて、適切なツールを選択しましょう。
最後に、どのツールを選択するかが難しい場合は、各ツールの無料トライアルを利用してみることをお勧めします。それぞれのツールを直接使ってみることで、あなた自身のビジネスに最適なツールを見つけることができるでしょう。