ピンタレストのピン作成の時にアイデアピンで作るか、ピンで作るか迷っていませんか?同じように思っている方もいますが実はこの二種類はそれぞれ全然違う動きをします。
両方の特性を理解して目的に合わせて使い分けると、アカウントをより効率的に伸ばすことができます。
それではアイデアピンとピン(通常ピン)の違いについて解説します。
アイデアピンとピン表示の違い
2021年5月にリリースされたアイデアピンは、Instagramリールとの相性が良く運用しやすいことからアイデアピンをメインにピンタレスト運営をする人が増えました。
ただ本当にアイデアピンだけでいいのでしょうか?
この記事で私の見てきた事例からの見解をまとめていきます。
通常ピンのメリット
通常ピンと言われるピンのメリットはURLを貼ることができることです。
- リンクが自由に貼れる
- ピンの表示される期間が長い
- 画像1枚~5枚までカルーセル投稿できる
- 動画もアップロードできる
- 一回拡散され始めたら1年表示され続けるピンもある
- リンク先に飛びやすい
通常ピンのデメリット
- 拡散されるまで時間がかかる
- 短期的に変わるリンク先には向かない
- 動画ピンにするとクリックでリンク先に飛べない
- トレンドには向かない
- 拡散されずに終わるピンも多い
デメリットはゆっくり拡散されるので、特定の季節にインプレッションを伸ばしたい時には前もって仕込むことが大切です。
また動画ピンも作成できますが、画像をクリックしてリンク先に飛ぶことができなくなるので外部リンクに飛ばしたい時には不向きです。目を引くのでピンタレスト内での表示回数増加に役立ちます。
アイデアピンのメリット
アイデアピンはSNSに似た動きをするピンです。
- 表示の拡散が早い
- 沢山の人に見られやすい
- 動画や音楽で目をひく
- フォロワーには優先して表示される
- アカウントのトップページに誘導される
- フォローされやすい
このようにSNS(特にInstagramのストーリーズ)に似た動きをするのがアイデアピンです。作ったばかりのアカウントでも簡単に表示回数を伸ばすことができるので、アカウントの発見に貢献してくれます。
下の画像はピンタレストアプリのホーム画面です。
一番上に並んでいるアイコンは、フォロー中のアカウントでアイデアピンを出している人の新着順に並んでいます。こんなに見やすい場所に並ぶので使ってみてくださいね。
フォロワーが少ないから意味がないと思う人もいると思いますが、ピンタレストはアイデアピンも通常ピンと同じようにフィードに並ぶのでフォロワーが少なくても拡散されます。

アイデアピンのデメリット
反対にアイデアピンのデメリットはSNSににていることによるものがほとんど。
- すぐにインプレッションが下がりやすい
- 人気のない投稿は伸びない
- リンクが貼れない
- 音楽が少ない
- 投稿を休むとすぐに表示回数が下がる
SNSのように動くピンなので初速には強いですが、長期間の発見にはつながりません。定期的に発信しないとすぐにアカウント自体の表示回数が下がってしまうので放置しての運用ができません。
ちなみにアイデアピンは個人アカウントでは作成できないので、必ずビジネスアカウントに変更してくださいね。ビジネスしてなくてもビジネスアカウントを作れます。
アイデアピンとピンの違いまとめ
アカウントをしっかりと伸ばしたいなら、まずはピンを増やすことに注力しましょう。ピンタレストの基本は通常ピンなので、ピンが少ないとどうしてもアカウントを継続して伸ばすことができません。
アイデアピンは通常ピンにはない爆発力と拡散力があるので、ピンの発見の手助けになるように入れていくとバランスが取れると思います。
アイデアピンだけの運用はSNS運用と変わらなくなるので、手間なしで伸ばせるというメリットを消してしまいかねません。できればピンの数を増やすことに注力しつつ、アイデアピンでインプレッションの刺激を入れるといいでしょう。
以上が私のアイデアピンと通常ピンの使い分けの見解でした。
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