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StripeとPayPal、どっちがオススメ?違いを徹底解説!

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オンラインビジネスを展開する際、決済手段は非常に重要な要素です。現在、オンライン決済サービスとして主要なのがStripe(ストライプ)とPayPal(ペイパル)です。

この記事では、StripeとPayPalの違いを徹底的に比較し、それぞれの特徴やメリット・デメリットを解説していきます。それぞれのサービスの特性を理解し、自分のビジネスに最適な決済手段を選択しましょう。

こんな人におすすめ
  • オンラインビジネスで使う決済手段を探している
  • StripeとPayPalどちらを使うか迷っている
  • StripeとPayPalの比較と特徴・メリット・デメリットを知りたい
  • 自分のビジネスに最適な決済手段を選択したい
目次

StripeとPayPalの基本情報

Image Source: Unsplash

まずは、StripeとPayPalの基本情報を比較してみましょう。

Stripe

  • 2010年にアイルランドで設立された決済サービスプロバイダ
  • シンプルで開発者向けのAPIを提供
  • 迅速な導入が可能で、アカウント作成に事前審査は不要
  • 決済手数料は3.6%で、全額返金の場合は返金手数料がない
  • 入金サイクルは毎週、手数料がかからない
  • コンビニ払いにも対応

PayPal

  • 1998年にアメリカで設立されたオンライン決済サービス
  • 190の国と地域で利用でき、21通貨以上に対応しています
  • ペイパルのアカウント登録は無料で、事前審査はありません
  • 決済手数料は3.6%+40円。固定手数料は取引通貨によって異なります。
  • ペイパルからの引き出しは、5万円以上なら手数料がかからない
項目StripePayPal
導入審査なしなし
月額費用0円0円
手数料3.6%3.6% + 40円
振込手数料無料5万円以上は無料、5万円未満は250円/件
出金申請の速さ毎週 / 毎月 / 手動手動のみ
決済方法の種類各種クレジットカード、ApplePay、GooglePayなど各種クレジットカード、銀行振込、UnionPayなど
継続課金可能可能
導入のしやすさAPI連携できるサービスが多数ある。ウェブサイトにボタンを追加するだけで簡単に導入できます。
WordPressへの導入可能可能

Stripe・Paypalの対応クレジットカード

StripeとPayPalでは、対応するクレジットカードが若干異なります。

主要なクレジットカードブランドはどちらも対応していますが、一部のカードが異なるため、注意が必要です。

Stripe
PayPal
  • VISA
  • MasterCard
  • American Express
  • JCB
  • Diners Club
  • Discover
  • VISA
  • MasterCard
  • American Express
  • JCB
  • Discover

Stripe・Paypalの対応電子マネー

Stripeは電子マネーに対応していますが、Paypalはクレジットカード、デビットカード、銀行口座のみ対応しています。

Stripe
PayPal
  • Apple Pay
  • Google Pay
  • Microsoft Pay
  • Click to Pay
  • WeChat Pay
  • 対応なし

手数料の比較

StripeとPayPalでは、それぞれのサービスごとに手数料が異なります。以下に、両サービスの手数料を比較してみましょう。

Stripe
PayPal
  • 国内取引:3.6%
  • 返金手数料:0円
  • 入金手数料:0円
  • 国内取引:3.6% + 40円
  • 海外取引:4.1% + 40円
  • 返金手数料:既に支払いした決済手数料は返金されない
  • 入金手数料:5万円以上は無料、5万円未満は250円/件

手数料だけを見ると、Stripeが一貫して低いです。導入するハードルはアカウント開設するだけのPaypalが簡単です。

入金サイクルと手数料

入金サイクルと手数料も、StripeとPayPalで違いがあります。

Stripe
PayPal
  • 毎週、毎月、手動を選択できる
  • 手数料無料
  • 手動入金(自動設定可能)
  • 5万円以上は無料、5万円未満は250円/件

Stripeは毎週自動的に入金が行われるため、手間がかからず、入金手数料もかかりません。一方、PayPalは基本的には手動で入金処理を行う必要があり、5万円未満の入金には手数料がかかります。

返金手数料

返金手数料についても、StripeとPayPalで異なります。

Stripe

  • 返金手数料:0円
  • 既に支払いした決済手数料は返金されない

PayPal

  • 返金手数料:0円
  • 既に支払いした決済手数料の一部が返金される

Stripeは返金手数料がかからないものの、既に支払いした決済手数料は返金されません。一方、PayPalは既に支払いした決済手数料の一部が返金されるため、返金が多い場合はPayPalの方が有利になります。

チャージバック(返金請求)対応

チャージバックとは、購入者のクレームなどにより発生する返金請求のことです。StripeとPayPalでは、チャージバック対応についても違いがあります。

Stripe

  • 不審請求に対して手数料1,500円がかかる
  • 異議が認められた場合、手数料が返金される

PayPal

  • チャージバック通知で手数料1,300円が一時保留
  • 確定で請求される

どちらのサービスもチャージバックに手数料がかかりますが、Stripeは異議が認められた場合に手数料が返金されます。

通貨換算手数料

海外からの支払いを受け取る際には、通貨換算手数料がかかります。StripeとPayPalでは、通貨換算手数料に違いがあります。

Stripe
PayPal
  • 通貨換算手数料:2%
  • 通貨換算手数料:4%

Stripeの通貨換算手数料は2%で、PayPalのそれよりも低いです。海外からの支払いを受け取る場合、Stripeの方がお得になります。

ユーザーの使いやすさ

StripeとPayPalのどちらかを導入したとして、ユーザー側視点の使いやすさを比べてみます。

Stripe
PayPal
  • 登録なしで決済可能
  • カード情報を直接入力
  • 電子マネーやコンビニ決済も選べる
  • 初回はユーザー登録が必要
  • Paypalアカウントにカード情報を登録する
  • 1度アカウントを作成すれば、ログインだけで決済完了できる

Stripeは販売サイトから遷移することなく、決済完了することができます。これにより「カゴ落ち」対策にもなります。ただし、クレジットカード情報は保存されないので、毎回入力が必要です。

一方Paypalは支払い時に販売サイトからPaypalのサイトにリダイレクトされ、そこでログインして支払いを完了します。Paypalユーザーなら毎回クレジットカード情報を入力する手間が省け、銀行口座からの引き落としも対応しているので利便性が高くなります。しかしお客様がPaypalアカウントを持っていない場合、突然リダイレクトされるので、決済できなくなる可能性もあります。

どちらが優れているかは、個人的な好みやニーズによって異なります。

定期支払(サブスク)の設定は注意!

StripeとPaypalどちらも毎月、毎年支払いなどの、サブスクリプション決済が可能です。

Stripeは基本的には決済の権限はこちらにあり、ユーザーが勝手に変更できません。しかしPaypalの決済機能は、ログインするとユーザー個人のマイページに定期支払い一覧が表示されるので、お客様側から決済の停止されるリスクがあります。

連絡なしで勝手にサブスク支払いが停止する事例もありますので、これから導入する時には理解して使うようにしてください。

利用規約と禁止業種

StripeとPayPalは、利用規約に定められた禁止業種に注意が必要です。禁止業種として取り扱う商品やサービスがある場合、アカウントが凍結される可能性があります。

Stripe
PayPal
  • 違法な商品およびサービス
  • 知的財産権に抵触する商品およびサービス
  • 不公正、搾取的、またはだますことを目的とした商品およびサービス
  • アダルトコンテンツ
  • ギャンブル、など
  • アダルトコンテンツ
  • ライブ配信
  • 連鎖販売取引および直接販売組織
  • 高額商品
  • 投資
  • ギャンブル、など

詳しくは公式サイトで確認してください。

制限付き業種のリスト – よくあるご質問 : Stripe: ヘルプ & サポート

PayPal利用規定ポリシー – PayPal

まとめ:どちらを選ぶべきか

StripeとPayPalの違いを徹底比較しましたが、どちらが良いかは一概には言えません。それぞれの特徴やメリット・デメリットを検討し、自分のビジネスに最適な決済手段を選択することが重要です。

一般的には、Stripeは決済手数料が低く、導入が容易で、さまざまな決済手段に対応しているため、新規顧客がメインのビジネスにおすすめです。一方、PayPalはリピーターが多いビジネスに向いています。

最終的には、どちらのサービスも一長一短がありますので、自分のサイトに合ったサービスの導入を検討してください。また、選択肢が広い方が良いと考える場合は、両方の決済方法に対応することをおすすめします。

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