オールインワンツールとして注目される「コネクティッドワン(Connected One)」は、オンラインビジネスを効率化する機能を多数そろえています。
なかでも、ウェブサイト(ビルダー)機能とファネル機能は多くのクライアントさんから「どちらを使えばいいのか」「どう使い分けるのか」と迷い、相談も多いです。
そこで今回は、ビルダーの「ウェブサイト」と「ファネル」の特徴や使い分けのポイントを解説し、具体的な活用シーンや事例を紹介します。

ウェブサイト(ビルダー)機能とは?
概要
コネクティッドワンのウェブサイト機能は、一般的なホームページやブログ記事を構築するためのツールです。
例えば次のようなページを作り、階層的に整理できます。
- トップページ
- お知らせページ/ブログページ
- サービス・メニュー一覧
- プロフィール/自己紹介
- 問い合わせフォーム
ホームページとしての「見た目」や「レイアウト」を自由にアレンジしやすく、コーポレートサイトやポートフォリオ、日々の情報発信に適しています。
主な用途
- 会社案内・店舗案内
例:カフェやサロンの基本情報、アクセスマップ、営業時間 - 個人事業の紹介
例:カウンセラーやコーチが提供するメニュー概要、活動実績など - ブログ記事の投稿・お知らせの発信
例:SEO対策を意識した記事更新、イベント告知 - 問い合わせフォームや予約フォーム(簡易版)
例:「お問い合わせ」ページから連絡を受け付ける
メリット
- 一般的なWebサイトとしての見せ方が可能
ホーム/サービス一覧/プロフィール/問い合わせなど、複数ページを階層的にまとめやすい。 - 複数ページの管理が容易
ブログ記事やお知らせページを増やしても、一覧ページで整理可能。汎用性が高い。
弱点・注意点
- 訪問者の行動が可視化しにくい
標準機能では、どのページでユーザーが離脱したか、どのページが最も読まれているかなどの詳細データは取得しづらい。- もちろん、基本的なアクセス解析コードを埋め込んで対応することは可能ですが、後述するファネルのように「ステップごとに離脱数を自動集計」するといった機能はありません。
- セールス・成約向けの最適化機能が薄い
ランディングページ(LP)の作成自体はできるものの、A/Bテストやコンバージョン率(CVR)の追跡といった高度な機能は弱め。
ファネル機能とは?
概要
ファネル機能は、商品販売、セミナー集客、予約獲得、リスト取得など明確なゴールに向けたセールスフローを組み立てられるツールです。
- ステップ1(LP表示) → ステップ2(申込みフォーム) → ステップ3(決済ページ)
といった一連の流れを可視化し、各ステップでの離脱やCV(コンバージョン)を数値で把握できます。
主な用途
- 商品販売(オンライン教材・コンサル・物販など)
広告やSNSからLPに誘導し、カート決済までの流れを管理。 - セミナー集客・予約獲得
申し込みページ→支払いページ→サンクスページのフローを把握し、広告施策の成果測定を行う。 - リスト取り(メルマガ登録)
無料プレゼント(PDFなど)を提供しつつ、メールアドレスを取得してフォローアップする。
メリット
訪問者の行動を可視化
LP訪問数、次ページへの遷移数、最終的な購入・予約数などが一目で分かるため、改善ポイントを特定しやすい。
A/Bテストが容易
ページの文言やデザインを複数パターン用意して同時運用し、どちらが高CVRか確認できる。
細かいステップとの連携が可能
オートメーションメール、タグ付け、決済機能、予約機能などを組み合わせ、ユーザーがどのタイミングでコンバージョンしたかトラッキングできる。
弱点・注意点
階層構造のサイトには不向き
ファネルは1本のセールスフローを管理するのに特化しており、ホームページ的にページが多層に分かれているケースは扱いづらい。
セットアップに慣れが必要
各ページ間の遷移先設定、ポップアップやステップメールとの連動など、初期設定で戸惑う可能性が高い。
どう使い分ける?3つの基準

- 企業サイト・ポートフォリオ・ブログ運用がメイン
- 推奨機能:ウェブサイト(ビルダー)
- 企業や個人事業の紹介ページが中心で、「お知らせ・ブログを更新したい」「問い合わせフォームで連絡を受けたい」など一般的なホームページ運用を考える場合はこちら。
- 商品販売やセミナー集客、予約獲得で成果を上げたい
- 推奨機能:ファネル
- SNS広告やWeb広告から集客→LP→決済or申込みという流れを細かく追いかけ、A/Bテストで転換率を高めたい場合に最適。
- ハイブリッド運用
- 会社案内ページをビルダーで構築し、特定商品・セミナーの申し込みはファネルへ誘導
- 通常のコーポレートサイトとして見せつつ、LPやセールスページはファネルで作成して数値管理と最適化を行う。
初心者がページ作成とファネルで迷うケースと解決策

ケース1: 「初めてLPを作るとき、とりあえずビルダーだけで1ページ作成」
- 問題点
- LP自体は作れるが、どこで離脱しているのかやCVRが見えない。
- A/Bテストがしにくい。
- 解決策
- ファネル機能を使ってLP→フォーム→サンクスページと流れをセットにする。
- ファネル管理画面で「何人がLPを見て、何人がフォームページに進み、何人が購入・予約完了したか」をチェックできる。
- もし文言やデザインを変えたい場合も、A/Bテストで2パターンを同時運用し、成果データを比較可能。
ケース2: 「会社案内ページをすべてファネルで作成」
- 問題点
- 多ページ構成が多い会社案内を1本のフローで作ると、トップページがひたすら縦長になってしまう。
- 更新や管理が複雑になり、ブログ的情報発信をしたい場合にも不便。
- 解決策
- ウェブサイト(ビルダー)機能を使ってホームページ全体を整理し、会社情報やプロフィール、ブログ記事などを階層化して分かりやすく発信。
- セールスや申し込みが必要な部分だけファネルへリンクし、「詳しくはこちら!」と誘導する形にするとメリハリが出る。
具体的な事例:こんなビジネスでどう使う?
ここでは、いくつかのビジネス業態を例に、ウェブサイト(ビルダー)とファネルの活用をイメージしてみましょう。
事例1:ヨガインストラクター
- ウェブサイト(ビルダー)でやること
- 自己紹介、レッスンの方針、場所・開催スケジュールなどをまとめた「講師プロフィールサイト」を作る。
- 過去のレッスンレポートや写真、ブログ記事などを定期的に追加し、ファンを育てる。
- ファネルでやること
- 「オンラインヨガレッスン」や「体験レッスン」の申し込みページをLPとして作成。
- 広告やSNSからLPに誘導し、何人が体験レッスンに申し込んだか、予約率はどのくらいかを可視化。
- 申し込み後にサンクスページで「次回割引クーポン」を案内するなど、ファネル内でアップセルを仕掛ける。
事例2:オンライン教材販売(デジタルコンテンツ)
- ウェブサイト(ビルダー)でやること
- 講座の概要、運営者の経歴、FAQページを階層的に整理して発信。
- ブログ記事でノウハウやティップスを公開し、SEO経由での流入を狙う。
- ファネルでやること
- コア商品(オンライン教材)の販売ページをファネルで構築。
- ステップ1:LP(商品の魅力や実績を紹介)
- ステップ2:決済フォーム(Stripe等)
- ステップ3:購入完了後のサンクスページ+メール連動(講座ログイン情報の配布など)
- ファネル管理画面で、広告経由の訪問者数・購入率をリアルタイムで確認して改善。
- コア商品(オンライン教材)の販売ページをファネルで構築。
事例3:美容サロン(予約ビジネス)
- ウェブサイト(ビルダー)でやること
- 店舗情報、施術メニュー、スタッフ紹介、アクセスマップなどの基本ページを作成。
- お知らせやキャンペーン情報をブログ形式で更新し、SNSとも連携。
- ファネルでやること
- 「新規顧客向けキャンペーン」をLP化し、ファネルで来店予約を管理。
- 広告・SNSからLPへの誘導→訪問者が予約フォームを利用→サンクスページで追加特典を案内。
- どの広告が最も予約につながったかをファネル数値で分析し、広告費の最適化に活かす。
まとめ:目的から逆算した運用がカギ
- 「自分の会社・事業を広く紹介したい」 → ウェブサイト(ビルダー)
- 会社案内、ブログ発信、問い合わせフォームなど、一般的なホームページとして運用。
- 「特定の商品・講座・予約フォームで成果を上げたい」 → ファネル
- LPでの離脱率を可視化しながら、A/Bテストで訴求内容を改善。数値に基づく最適化がしやすい。
- ハイブリッド運用
- 基本情報やブログ記事はビルダー、セールスページや予約申し込みページはファネル、といった使い分けが効率的。
コネクティッドワンは、ウェブサイト機能とファネル機能を同時に使える点が大きな強みです。
- ウェブサイト(ビルダー)は「深い情報発信」「複数ページ管理」に適し、
- ファネルは「成約率重視のキャンペーンや商品販売、セミナー集客」に強みがあります。
初心者は最初の段階で「どのようなページを作りたいのか」「どんな成果を求めるのか」を明確にし、必要に応じて上手に機能を使い分けましょう。
**「情報発信系のページはウェブサイト」「売りたい商品や予約のLPはファネル」**という方針をひとまず決めておけば、運用を始めやすくなります。自社ビジネスや個人の活動内容に合わせ、最適な構成を考えてみてください。

